カボチャを食べようと丸ごと1玉買ってきても、一度では使い切れませんよね。
そんなとき、どうやって保存してますか?
それに、調理するときには、種やわたを捨てていませんか?
ここでは、カボチャの上手な保存方法と調理術についてご紹介します。
上手な保存方法って?
丸ごと1玉の場合
まずは、カボチャを丸ごと1玉を保存する方法からです。
カットする前の状態は、冷蔵庫に入れずに常温(10〜15℃くらい)で、風通しのよい場所で保存してください。
あと、新聞紙で包んであげるとより良いでしょう。
この状態で、1〜2ヶ月ほどは保存できます。
もし、買ってきたはいいけど、まだ追熟が足りないかなと感じたときにやってみてください。
すると、デンプンが糖質へと変わり甘味が増してきて、栄養価も高まってきます。
カットしたものの場合
次に、調理して残った部分やカットされたものを買ってきたときの保存方法をご紹介します。
よく聞かれるのが、
「カットしたものを保存するときは、生でも大丈夫ですか?」ということ。
生の状態でもいいですし、加熱した状態でも大丈夫です。
オススメは、後で使いやすいように保存することがいいと思います。
注意したいことが、種やわたが残っていると傷みやすくなるので、取り除いておくことが大切です。
あとは、ラップに包んで数日中に食べるなら冷蔵庫へ入れておいたらいいでしょう。
もし、食べ切れないと思ったときは、2〜3cmくらいにカットして、ラップやジップロックなどに入れて冷凍庫で保存するといいですね。
その際、生のままでもいいですし、煮物やお味噌汁に入れることを考えて軽く茹でておくのもオススメです。
種やわたを捨てる前に!
カボチャを調理したり、保存するときに捨ててしまいがちの種やわた。
実は、意外にも豊富な栄養が含まれている食材なんです。
カボチャの種には、アンチエイジングや生活習慣病の予防、利尿作用の促進など、さまざまな効果があるとして期待されています。
また、わたには、β-カロチンが豊富に含まれていて、果肉より約2倍も多いと言われています。
そんなところを捨ててはもったいないですよね。
でも、どうやって食べたらいいのでしょう?
種は、わたから外し、水洗いをしたあと、天日干しなどしてよく乾燥させてください。
あとは、フライパンに油を引いて、炒るとそのまま食べることができます。
お好みで塩やオリーブオイルをかけてもいいですね。
わたは、繊維を切るように包丁で叩くと水分が出てきてペースト状になります。
あとは、スープに混ぜたり、お菓子作りのときに使ってみてください。
まとめ
いつも捨ててしまいがちなところも、実は、体にいい成分が豊富に含まれています。
ぜひ保存の準備をされる際に、種やわたも残しておいて、お料理に使ってみてください。