スーパーなどで見かけるカボチャは、大きく分けて3種類に分類されます。

平安小菊や鹿ヶ谷などの「日本カボチャ」、えびすや雪化粧などの「西洋カボチャ」、ズッキーニやハロウィンカボチャなどの「ペポカボチャ」。

こちらでは、和寒町で作られている代表的なカボチャについてご紹介します。

 

(写真:くり将軍)

くり将軍

栗カボチャと呼ばれる種類の一つで、特にホクホク感の強い食味が人気です。

粉質が極めて強い肉質で甘味も強く、蒸しても揚げても、煮物でも幅広く使えます。

美味しくなる時期はやや遅く、11〜12月。日持ち性に優れているので、消費者にもお店にも歓迎されている品種です。

 

こふき

粉質が強い肉質が特徴。

以前、ホクホク系のカボチャが人気になったときの代表選手が、このこふきでした。

ホクホク感を味わうなら、ふかしてそのまま。

また甘味も強いので、天ぷらやコロッケなど揚げ物にも向いています。一番おいしくなるのは10〜11月。

 

えびす

現在の日本のカボチャを代表するロングセラー品種です。

ほどほどの粉質が生む、適度なホクホク感としっとり感のバランスの良いおいしさが特徴。

そして甘さもスッキリ、かつ煮くずれしないので料理がしやすく、煮物やスープにも使える万能性が、長年に渡って人気をキープしている理由です。おいしく食べられる時期は10〜11月。

 

 

(写真:雪化粧)

雪化粧

灰白色の皮は、まさに雪化粧した印象。

比較的新顔ですが、優れた特徴で一躍人気品種になりました。

粉質の強い肉質はホックホクで、蒸し料理や揚げ物向きです。

おいしくなるのは11〜12月とやや遅めですが、日持ちが良いのも利点。

特に冬至の頃には熟成が進んで甘味がますので、お菓子の素材としても欠かせない存在です。

 

(写真:ストライプペポ)

ストライプペポ

ペポカボチャの一種であるストライプペポ。

西洋カボチャより倍くらい大きく、中には硬い殻がない大きな種がたくさん詰まっているのが特徴です。

その種は加工がしやすく、食材として使われています。

また、種の成分には鉄分や亜鉛、βカロチンが豊富に含まれて、健康や美容に嬉しい食材です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この他にも、いろんな種類のカボチャがあります。

それぞれ特徴が違い、どんなお料理をするのかで選び方も変わりますので、参考にしてみてください。