あなたはこれまでに、カボチャ選びで失敗したことはありませんか?
「せっかく調理したけど、思ったほど甘くなかった」
という経験をしたことがある人も少なくないと思います。
そこで、おいしいカボチャの見分け方をご紹介します。
カットされていないもの
カボチャ一玉を買う場合は、「ヘタ」「皮」を目で見て確認しましょう。
ヘタを見る
収穫直後の切り口はまだ青々としています。
完熟しているものは、よく乾燥していてコルクのような見た目をしています。
これが一つのサインです。
また、ヘタの周りが凹んでいるものは、しっかりと完熟したものなので、ここもチェックしてみてください。
皮を見て、触る
まず、色を確かめてみましょう。
完熟しているカボチャは、緑がだんだん濃くなっていきますので、深緑色したものを選んでください。
また、時々、部分的にオレンジ色をしたものを見かけますよね。
それは、十分に日が当たらなかったため、果肉と同じオレンジ色になります。
ここも同じく、オレンジ色が濃いほど熟したサインです。
あと、皮の硬さと全体の形に注目してみてください。
皮が硬くて、左右対称の形のものがオススメです。
カットされたもの
カボチャを1/2や1/4にカットされたものを選ぶときは、果肉の色に注目してみてください。
色は濃いオレンジ色をしていて、肉厚なものや種が十分に熟して膨らんでいるものを選びましょう。
もし、種がペタッと薄いものは、まだ熟していないサインなので、甘味やホクホク感が足りないものです。
注意してみてください。
おいしいカボチャを食べてもらうために
いかがでしたでしょうか。
カボチャの選び方をきちんと覚えていれば、しっかりと甘味やホクホク感を楽しむことができまます。
買い物をするときの参考にしてみてください。
でも、なかなか覚えているのって大変ですよね。
実は、和寒町では、多くの方にカボチャの甘味やホクホク感を楽しんでもらえるよう、
収穫後、キュアリングという乾燥と追熟させる作業を行なっています。
カボチャを作っている農家の方が、出荷するタイミングをチェックしているので、
カボチャ選びで失敗しないようにしてくれているんです。
また、和寒町の気候は、夏は真夏日の30℃を超える日もあれば、冬は零下30℃を下回る日もあります。
この寒暖差がおいしいカボチャを作るのに、適しているんです。
収穫後にキュアリングさせるのに、寒いことが向いています。
農家の方の努力と和寒町の環境が合わさって、おいしいカボチャを作ることができます。
ぜひ味わってみてください。